有楽町駅近くの火災、原因は・・・

お正月休みの帰省にも影響した、3日に発生し、東海道新幹線などが運休した

JR有楽町駅近くの店舗火災で、警視庁丸の内署などは4日、実況見分をしました。

出火元は全焼したゲームセンターではなく、隣のパチンコ店で、

同署などは電気配線のショートが原因と断定しました。

同署によると、東京都千代田区有楽町2丁目の半焼したパチンコ店の1階通路にある

水槽の真下にショートの跡があり、付近が激しく燃えていたようです。

水槽は幅300センチ、高さ80センチ、奥行き60センチ。

熱帯魚が飼われ、ヒーターなども備え付けられていたといいます。

火災の原因となったショートとは、電気がきめられた道(電線・コード等)を

通らないで、近道を通って流れることを言います。

コードは絶縁物で被覆されていますが、その被覆が破れた部分の導線同士の接触や、

電線の接続(プラグ)部分に異物(埃や水など電気の通り易いもの)が触れて、

電気がその部分を近道して通って大きな電流が流れることを言います。

これにより、大電流が流れるためコードが過熱したり、発火することがあり

非常に危険です。

いつ、この電気配線のショートがご自宅で起きるか分かりません。

大掃除をされた際にもプラグに埃がたまっていたり等みかけたかと思いますが

危険な状態なので、こまめに掃除する事も火災予防の一つです。