1か月程前の、宮城県仙台空港近くの住宅の様子です。
海側から押し寄せてくる津波による被害ももちろんのこと、
引き波の威力の方が強かったと話しておりました。
だいぶ、瓦礫等は撤去が進んでおりましたが、津波が襲ってきた時は
内陸部からの瓦礫と共に、一度押し寄せた津波が戻ってくるとなると
建物等に与える影響は大きくなってしまうというのは、容易に想像できます。
実際に、宮城県に住んでいる知り合いの方の話を聞きますと、
地震保険の保険金額、確かに家を再度建て直す費用とまではいかない
けれども、それでも受け取れる、受け取れないの差は、雲泥の差だと
言って頂けました。
損保という位置づけからすると、本来は、損害を受けた分だけの補償を
受け取る事が出来るのが本来の使命です。
しかし、地震保険は一般の損保会社だけで持っているものではなく、
国も共同で担保しているのにもかかわらず、評価額の半分までの補償。
それだけ、リスクが高いという事です。