東日本大震災の発生から11日で2年半がたちました。
被害の大きかった岩手、宮城、福島の3県では今でも
21万5000人余りが仮設住宅などでの生活を余儀なくされている一方で、
完成した災害公営住宅はおよそ450戸にとどまり、
避難生活が長期化する被災者をどのように支援していくかが課題となっています。
警察庁によりますと、今も行方が分かっていない人は
合わせて2654人となっています。
また、避難したあとに体調が悪化するなどして亡くなった方が2688人にも及ぶと
なっています。被害の大きかった岩手、宮城、福島の3県で、
今も仮設住宅や民間のアパートなどで避難生活を余儀なくされている人は
分かっているだけで21万5000人余りに上っています。
実際に被災地の方にお話を伺うと、2年半たった今でも
まだまだといった感じの方が強く感じられるようです。
東京オリンピック招致に沸いている今、この勢いに乗って
復興の一役を担ってもらいたいものです。