仕事の関係もあり、宮城県へ行ってまいりました。
被害のあった海岸近くや漁港にも行ける機会がありましたが
報道されていたり、写真で見た映像よりはかなり片付いている印象があります。
ただ、瓦礫を運ぶトラックは絶え間なく走っていました。
また、道端にも未だ跡形もない自動車やバイク、トラクター等もあったり
瓦礫もまとめられたままの状態という場所もありました。
沿岸部は特に、潮の香りだけではなく、埃や泥、生臭さやオイルの匂い等が混じった
状態だったのが印象的でした。
建物も、1階部分が流されたまま残っている状態のものもあったり
また、修復作業をしている建物もありました。
内陸部市街地も、一見するとあのような大きな震災に見舞われたと思えない位
かと思われましたが、よくよく見ると、あちこちでその爪痕が残されています。
被害の悲惨さや、現実をお伝えできればと思い写真を撮ったものをブログに
載せていきます。
知り合いの被災者の方へも色々と話を伺っておりますのでそのような話も
交えながら、被災地の状況を少しでも皆さんに分かって頂けると幸いです。
今日の1枚は、マンションピロティ部分のヒビです。
こちらの建物は、1階部分が駐車場となっている構造の為、柱への負担が大きかった為
写真で見られるようなヒビが無数に入ってしまった状況です。
エポキシい材で応急処置はしている状況ですが、元の状況よりはやはり弱くなっている
可能性もあります。