北伊豆断層帯は、伊豆半島を南北に走る断層です。
1930年にはこの北伊豆断層帯を震源としマグニチュード7.3の内陸型地震が発生し
大きな被害をもたらしているといいます。
北伊豆断層帯
拡大図
この研究結果は11月26日に日本活断層学会の学術会議にて発表されたものです。
「2011 年東北地方太平洋沖地震前後の活断層周辺における地震活動度変化」
とする発表です。東大地震研の石辺氏が中心となって発表されました。
現在の断層における地震発生率の急上昇が、即大地震につながると
断言できないとしながらも、引き続き要注意が必要であるという見解を示しました。
1930年に北伊豆断層帯を震源として発生した地震は伊豆市で震度7を記録した
と推定されたいるものです。
また、同紙では専門家による富士山の活性化を含め日本列島全体が
大地動乱の世紀に入ったのではないかとのコメントを掲載しています。
断層の話は、数多く出ていますが、共通している事は、東日本大震災以降、
そのリスクは確実に高まっているという事です。
専門家で無くても分かる事でしょうけれども、後はそのリスクに対して、
どう準備しておくかという事に繋がっていくのではないでしょうか。