一昨年2月に起きたチリ大地震で、津波警報を誤って解除するなどして被害を拡大させた
内務次官らを起訴するとチリの検察当局が明らかにしました。
チリのメディアによりますと、検察当局は、一度出した津波警報を誤って解除するなどして
犠牲者を増やしたとして、当時の内務次官ら8人を過失致死罪で起訴すると発表しました。
起訴する8人には政府や軍の関係者だけでなく、地震学者ら民間人も含まれます。
チリ大地震では525人が死亡し、25人が行方不明になっていますが、検察当局はこのうち、
津波の犠牲者156人と不明者全員について、8人に責任があるとしています。
また、宮城県南三陸町の防災対策庁舎から防災無線で町民に避難を呼び掛け続け、
津波の犠牲になった町職員、遠藤未希さん=当時(24)=が、埼玉県の公立学校で
4月から使われる道徳の教材に載るそうです。
埼玉県教育局によると、教材は東日本大震災を受けて同県が独自に作成。
公立の小中高約1250校で使われるとの事ですが、震災が起きた時に
正しい判断が出来るかどうかは分かりません。
もしかしたら、結果論でしか無いのかもしれません。
ですので、今から準備して、一つでも不安要素を排除できるのであれば
今のうちにしておきましょう。