首都直下の地震の一つである東京湾北部地震について、これまで想定する震度6強より
大きな震度7となる可能性のあることが、文部科学省のプロジェクトチームの調査で
21日までに分かった。従来の想定より地下の浅い所が震源となる可能性があるといいます。
平野文科相は同日の閣議後の会見で「震度7相当の地震が発生する可能性がある
という設定でこれまで調査をしてきた。防災の在り方も強化しないといけない」
と話しました。3月上旬に正式発表する模様です。
文科省によると、調査は東大地震研究所を中心にしたチームで実施。
首都圏に設置した約300の地震計で観測した地震波を分析、詳しい地下構造を調べました。
震度6強の場合・・・
立っていることができず、はわないと動くことができない。
また、木造の建物は、耐震性の低い住宅は倒壊するものが多く、
耐震性の高い住宅でも壁や柱がかなり破損するものがある。
RC造(マンション等)でも、耐震性の低い建物は倒壊するものがある。
耐震性の高い建物でも、壁や柱が破壊するものがかなりあるようです。
震度7の場合・・・
落下物や揺れに翻弄され、自由意思で行動できない。
ほとんどの家具が揺れにあわせて移動する。
テレビ等、家電品のうち数キログラム程度の物が跳ねて飛ぶことがある。
また、耐震性の高い住宅・建物でも、傾いたり、大きく破壊されるものがあるようです。
震度6強から震度7に変わると言葉で聞いただけだと大差無いように感じられる方も
いらっしゃるかもしれませんが、その被害の大きさは計り知れないものに
なってしまうようです。
しばらくは、ライフラインの供給も停止するようで、都市機能も消滅してしまう
可能性も充分にあるとの事です。
想像しがたいですが、起きてない今、準備すべき事があると思いませんか。