新幹線、大地震の事故で死者100人超 国など予想

大地震による新幹線の事故で100人以上の死者が出る恐れがあると、

国や自治体が予測していたそうです。

JR各社は、地震対策の進展などから死亡事故は想定していません。

東日本大震災の原発事故で問われた「最悪の想定」は新幹線でも進んでいません。

 新幹線事故による死者想定は、国の中央防災会議が都心西部直下地震や

大阪府の上町断層帯での地震でそれぞれ200人、愛知県の断層で100人。

上町断層帯は国と前提が異なる大阪府が456人と見込んでいました。

在来線も含めた想定では東京都が386人、兵庫県が1285人と予測。

いずれも、乗客数や在来線の脱線率などから試算しました。

これらの想定は新潟県中越地震で上越新幹線が脱線した2004年以降に作られました。

被害想定から、その対策を講じるという事になってくるのでしょうが、

何とも恐ろしい数字が並んでいるのが怖いですね。