県内沿岸部の津波対策を見直す県津波浸水想定検討部会は二十七日、
過去最大級の地震が発生した場合、県内各地に津波が到達する予測時間をまとめました。
同部会の試算では、鎌倉市内に来ると予測される県内最大の高さ一四・四メートルの津波は、
地震から八十分後に到達する見込みだそうです。。。
試算によると、相模湾側に加え、東京湾側の横須賀市でも、一〇メートル弱の津波が
約一時間で到達します。
狭い東京湾内では、川崎市などの湾奥部で反射した津波が、
横須賀市などの湾口部に再び到達し、被害をもたらす可能性もあるといいます。
同部会の試算は、慶長地震(一六〇五年)のように東海道沖が震源の大地震が
再発した場合、県内全域で最大の津波被害が発生するという想定です。
一方、関東大震災(一九二三年)のように県内沿岸全域を震源とした大地震が
再発した場合は、震源が近いため、小田原市などの県西部で
二~八分以内に三~六メートルの津波が到達すると見込みました。
今回の到達予測と、同部会が昨年まとめた津波浸水予測図を踏まえ、
県内各市町村は今後、津波ハザードマップの作製に取り組むようです。
航空写真で見ても、鎌倉辺りは津波が万一来てしまった場合の被害は
大きくなってしまうようにも思えます。
来てない今だからこそ、準備すべき時です!!