首都直下地震の予想震度が大きくなれば、東京以外の首都圏にも影響が出る事は
残念ながら、間違いありません。
2009年に、東京湾北部地震で死者440人、倒壊建物を3万3660棟とする
被害想定をまとめた神奈川県では、「上方修正を迫られるかもしれない」(防災計画担当者)
として想定を作り直す考えだそうです。
08年公表の想定で死者1391人と試算してきた千葉県からも、
「都の死者想定が倍になったのはショック」との声が上がっています。
担当者は「震度6強の範囲が広がれば、想定を見直すことになるだろう」と話しています。
死者716人、建物の全壊・焼失3万4447棟との想定を07年にまとめた
埼玉県は今後、想定見直しを行い、液状化や荒川を遡上(そじょう)する津波による被害も
加えて想定をやり直す方向だそうです。
昨年起きてしまった東日本大震災を教訓とし、再び『想定外』と成らぬ様
個人としても対策をしておきたいと思いました。