霊峰富士が崩壊するかもしれない!?
御殿場市周辺から富士山の直下まで活断層が伸びていることが分かったそうです。
東京大学地震研究所の佐藤比呂志教授らによる調査で判明したもので、
富士山東麓に長さ約30キロメートルの活断層がある可能性が高いといいます。
この断層が動けばマグニチュード7クラスの地震を起こす恐れがあり、
山の一部が崩れる山体崩壊の引き金となる可能性も否定できないそうです。
さらに、陸側のプレートに伊豆半島を乗せたフィリピン海プレートが南側から
ぶつかる境界とみられる場所で、これまでに確認された活断層の
神縄・国府津―松田断層帯の西側に続いているそうです。
また、富士山の斜面はギリギリの状態で保たれており、火山灰や岩石の崩落が続き、
それらが断層の地表を覆い新たな断層の調査が難しかったそうです。
地面を50メートル間隔で震動させて地下構造を調べた結果、断層は北東から南西に走り、
断層の両側から押し合う力が働く逆断層タイプだそうで、山体崩壊が起きれば、
その土砂は時速100キロメートル前後のスピードで御殿場市内に流れ込む
と見られています。
山体崩壊を必要以上に恐れることはないそうですが、活断層がいつ動き出すかは分からないそうです。
富士山は噴火活動のほうも、いつあってもおかしくない時期ともいってます。
山ガール等で登山も流行っており、これから富士山登頂可能期間に入りますが、
ちょっと不安も出てきてますね。