東日本大震災とその余震により関東地方のプレート(岩板)が刺激され、
マグニチュード(M)8級の地震が予想よりも早く首都圏で起きる可能性があるとの分析結果を、
防災科学技術研究所(茨城県つくば市)の研究チームが23日までにまとめました。
誘発が懸念されるのは、政府が首都圏での発生を警戒している「関東地震」。
1923年の関東大震災もこのタイプの地震で、過去の発生周期から
予想される30年以内の発生確率は0〜2%。
チームの井元政二郎主幹研究員は
「発生確率が上がった可能性がある。M7級とされる首都直下地震だけではなく、
M8級の地震についても警戒を怠るべきではない」としています。
M8級の関東地震は過去に1703年と1923年に起こりましたが、
いずれもその30年ほど前に、三陸沖から房総沖で
大地震(延宝房総沖地震、明治三陸地震)が発生。
これと合わせ、869年の貞観地震以降、東北の太平洋沖を震源とした
M8級の地震は5例あるが、うち4例で30年以内に関東でM7級以上の
地震が後に続いています。
研究だけではなく、地震予知等でも色々と情報が出ておりますが
どの情報が正確なのかは誰にも分かりません。
ただ、備えておく事は誰にでも出来る事です。
ショッピングセンター等でも防災グッズコーナーが
常設されいたりと、皆さんの防災意識も高まって来ているのではないでしょうか。