イタリア北部で29日午前9時(日本時間午後4時)ごろ、
マグニチュード(M)5・8の地震があり、ANSA通信によると、計9人が死亡したそうです。
震源はサン・フェリーチェ・スル・パナロの西南西約5キロ。震源の深さは約10キロ。
モデナ県のサン・フェリーチェ・スル・パナロやミランドラで二つの工場が崩壊、
下敷きになるなどして5人が死亡したほか、同県内で4人が死亡したそうです。
在ミラノ日本総領事館によると、日本人が被害に遭ったとの情報はないようです。
北部では今月20日、M6・0の地震が起き、建物の下敷きになるなどして7人が死亡。
複数の歴史的な建造物が崩壊したほか、特産のパルメザンチーズに被害が出るなどしたばかり。
今回の地震でも大きな打撃を受けてしまいました。
海外に渡航される方も多いと思いますが、日本と建物の構造も違うという認識を
持ってご渡航された方が、身の安全を確保する上での判断も変わって来るのではないでしょうか。