21日午後1時19分ごろ、宮城県で震度2の揺れを観測する地震がありました。
この地震で、震度2を観測したのは、仙台市青葉区と宮城県名取市、川崎町で
震度1が宮城県蔵王町でした。
気象庁の観測によりますと、震源地は宮城県中部で、震源の深さは10キロ、
地震の規模を示すマグニチュードは3.3と推定されています。
この地震で、気象庁は福島県と山形県で強い揺れが予測されるとして
緊急地震速報を発表しましたが、実際の揺れは予測を大きく下回りました。
気象庁が原因を調べたところ、今回は宮城県中部を震源とする地震と、
福島県浜通りを震源とする地震がほぼ同時に起きたため、実際よりも
強い揺れを予測し、緊急地震速報が発表されたということです。
しかし、地震が起きていることには変わりはなく、気象庁は、
速報が発表された場合は、これまでどおり強い揺れに警戒してほしい
と話しています。
確かにあの緊急地震速報、心臓に良くない・・・なんて事も良く
耳にします。
自分自身も、寝ている時に鳴った時はホント飛び起きてしまいます。
でも、何も事前に無い状態から地震が来るのと、
『あ、来るっ』
と思って来る地震とでは、対処が変わると思います。
精度は上げてもらいたい気もしますが、皆さんもこのシステムによって
助けられる事もあるのではないでしょうか。