今回の地震は懸念された「アウターライズ型」

7日夕に三陸沖で発生したマグニチュード(M)7.3、最大震度5弱の地震について、

気象庁は記者会見で、東日本大震災の巨大地震(M9.0)の余震の一つであり、

懸念された「アウターライズ型地震」の一種との見方を示しました。

その上で、もう少し規模の大きい(M8級の)地震が心配されていたが、

その中では小さい方だった。今回の震源の北や南でさらに大きいアウターライズ型地震が

起きる可能性が残ると注意を呼び掛けました。

アウターライズ型地震は、日本海溝の外側で太平洋プレートが引き延ばされ、

ちぎれるように上下にずれて発生する正断層型の地震。

東日本大震災の巨大地震は、日本海溝の内側で太平洋プレートと

陸側プレートの境界が急にずれて発生した逆断層型で、

その反動で起きると予想されていました。

揺れ方が、3.11の時と似ていたのでこれは大きいのが来たと思いました。

テレビで映し出される津波警報のテロップは、何度見ても恐怖を感じます。

都内のお客様でも既に被害が出てしまったというご報告を受けております。

皆さまも被害状況等を念のためご確認頂いた方がいいと思います。