1日午後8時46分(日本時間2日午前8時46分)ごろ、南米チリ北部沖でマグニチュード8.2の
大きな地震がありました。被害は死者が出るほどのものだったようです。
また、震源が沖合という事もあり、南米の太平洋岸で広く津波が観測され、
沖合の震源まで約95キロのチリ北部イキケでは2メートルに達しました。
この地震で、気象庁は3日未明、20センチ~1メートル程度の津波が3日朝に
北海道から千葉県までの太平洋沿岸と伊豆諸島、小笠原諸島に到達する可能性があると発表しました。
3日8:30現在、気象庁より津波注意報が発令されております。
2日夕の段階では太平洋側に広く注意報を出す見込みだったようですが、
日本時間の同日深夜に米国ハワイ州で観測した実測データを考慮し、
神奈川県より西には出す必要がないと判断しました。
遠く離れた地球の裏側で起きた地震の影響で、日本にまで津波が到達するほど
地震のエネルギーというのは強いという事になりますね。
日本で起きた地震だけではなく、沿岸部の人は遠く離れた世界の地震情報にも
注意をする必要があります。