4月1日(日本時間2日8:46)、南米チリでM8.2の大きな地震がありました。
震源はチリ北部イキケ近郊の沖合で、陸地から60Kmほどの近距離で起きた巨大地震でした。
この地震により、建物の下敷きや心臓発作などで6人の死者が出てしまいました。
その後、南米の太平洋岸で津波が観測され、震源に近いイキケでは高さ2メートルに達しました。
気象庁は、日本でも高さ20cm~1m程度の津波注意報レベルの津波が3日朝に到達する
可能性があるとして津波注意報を出しました。
その後に、岩手県久慈市で最大60cmを記録したほか、北海道えりも町、茨城県大洗町、
仙台市、福島県いわき市などにも津波が到達しました。
今回の震源周辺で群発地震(狭い震源域において、断続的に地震が多発すること)が起きていました。
ちなみに、この1週間で観測した地震は300回を超えております。
今回の地震に限らず言えることかと思いますが、どこかで群発地震が発生した時には、
それが大きな地震の前震であるかどうか、注意深く見守る必要があるという事です。
地球の真裏とも言えるチリで起きた地震ではありますが、
日本へも津波の影響も出ている事は事実ですし、プレートが動いているという事も
事実です。
これが、日本へどう影響を及ぼすかという事は分かりません。
用心しておくに越したことはありません。