ゴールデンウィークの真っ只中の5日午前5時18分頃、伊豆大島近海を震源とする地震があり、
東京都千代田区で震度5弱、港区や、さいたま市などで震度4を観測しました。
少し前にも小さな揺れを感じて、ウトウトしていましたが、次に来た地震の揺れは
縦に大きく揺れた感じがしました。
気象庁によりますと、震源の深さは約162キロ・メートルとかなり深い所でした。
マグニチュード(M)は6・0としています。この地震による津波の被害はありませんでした。
東京23区で震度5弱を記録したのは、2011年3月の東日本大震災以来となります。
総務省消防庁によると、午前10時現在、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県で計16人が負傷しました。
気象庁の記者会見によりますと、地震は太平洋プレート内部で起きたとみられ、
発生の仕組みが異なる首都直下型地震との関連は低いとみられるとの事です。
しかし、通常、余震の心配はないが、数日間は注意してほしいと呼びかけています。
岐阜県と長野県との県境を中心としても度重なる地震があったばかりです。
首都直下型地震や、東海・東南海・南海地震も懸念される今、
もう一度この機会に防災対策を見直してみてはいかがでしょうか。