まだ津波を伴う余震が起きる・・・気象庁より

関東・東北地方の方で、12日土曜日早朝に、あのドキっとする緊急地震速報で

目覚めてしまった方も多いのではないでしょうか。

自分もその一人です。

福島県沖を震源とする最大震度4、マグニチュード(M)6.8の地震により

岩手、宮城、福島各県で最大20センチの津波を観測したことについて、

気象庁は12日朝の記者会見で

「津波注意報の解除後も、念のため海岸での活動には注意してほしい」と呼び掛けました。

東日本大震災の余震は、5日にも岩手県沖を震源とする最大震度5弱、

M5.9の地震が起きたばかりです。

「余震活動が活発化しているわけではない。長期的には順調に減衰しているが、

 震災前の状況には戻っておらず、まだ津波を伴う余震が起きる」との事です。

大震災の本震(M9.0)の震源は宮城県沖の深さ24キロで、

海側プレートが陸側プレートの下に沈み込む境界が滑って起きた逆断層型。

気象庁によりますと、今回の余震の震源は深さ約10キロと浅いが、

プレート境界の上か下かの位置関係は分からないそうです。

断層が東西に引っ張られてずれた正断層型地震とみられています。

いずれにせよ、3年4ヶ月が経った今でもこのような余震がある程の地震だった

という事でしょう。

今後も心配との事なので、慣れてしまわないように充分注意しましょう。