ニュージーランド自然保護局は１６日、同国南島の北端にあるウェアウェル砂州に
ゴンドウクジラの群れが打ち上げられ、６０頭以上が死んだことを明らかにしました。
同局によると、観光客が１４日、ゴンドウクジラ６１頭が打ち上げられているのを発見。
その多くは既に死んでいたそうです。
生き残ったクジラについては、１５日の満潮で離礁し助かるのではないか
との見方もあったが、再び岸に戻ってしまったといいます。
１６日朝の段階では１８頭が生きていたが、苦痛を長引かせないため
安楽死の措置が取られた。
同局の地元担当者は「最悪の結果だ。（安楽死は）われわれのスタッフにとって
とても喜んでできる仕事ではない」と述べたそうです。
体長が最大６メートルのゴンドウクジラは、ニュージーランド近海では
最もよく見られる小型クジラの一つ。
集団で打ち上げられるケースが年に２、３回あるとの事。
ゴンドウクジラが海岸に乗り上げるのは、周囲を把握するため
クジラが発する音波が浅瀬で混乱したときや、病気の１頭が海岸に向かい、
これに群れが追随してしまうときに起きるのではないかと考えられているが、
はっきりした原因は科学者にもつかめていない。
これも『宏観異常現象』の一つと捉えると、オーストラリア、ニュージーランドと
続いているので、その地域で大きな地震が起きてしまう事になると、
少なからず日本へも影響が出てくるのではないかと思われ、
警戒する必要があるのではないかと思ってしまいます。
※オーストラリアのくじら打ち上げ情報、宏観異常現象については、↓こちらを参照下さい。
