東京港青海埠頭で2012年1月10日、クジラの死骸が見つかった。
クジラの全長は約17m40cm。
「ニタリクジラ、ナガスクジラ、カツオクジラのいずれか」(国立科学博物館・石井雅之氏)
とみられるが、死骸が仰向けになっている状態では「確定できない」という。
東京都港湾局の職員らによると、クジラは東京湾に迷い込んだものではなく、
船がもともと死んでいたクジラを引っかけたまま湾に入ってきた可能性が高い。
クジラは10日午前に見つかったもので、時おり体内に溜まったガスが排出されるために
動いているようにも見えるが、石井氏によると「確実に死んでいる」状態。
現在は、仰向けであるためクジラのヒゲや頭の色・形状を見ることができず
種類を断定できないが、生殖器からオスであることは判明している。
東京湾で迷い込んできたものではなく、すでに死んでいたクジラが大型船の
「バルバス・バウ」(船首の下にあるでっぱり)に引っかかった状態で
入ってきたものと見られる。
地震の前兆で無い事を願います。