東海、東南海、南海の3領域が連動する巨大地震を想定した地震・津波防災訓練
「防災-TEC」が今日、愛知、岐阜、三重、静岡県の8カ所を連携して行われます。
県境をまたいだ一体的な訓練は、中部地方では初めてだそうです。
広い地域で被害が出た東日本大震災を受け、各地で同時に発生する災害に備える訓練が
必要だとして企画されたようです。長野県も加えた5県が昨年10月に
「中部圏戦略会議」を設け、防災の連携を進めてきました。
当日は名古屋市港区の名古屋港ガーデンふ頭で、ヘリや船を使って漂流者の捜索、
救助を訓練。岐阜県各務原市の河川環境楽園から名古屋港に、ヘリで救援物資を搬送します。
三重県の国道23号中勢バイパスでは、道路のり面に付近住民が避難。
静岡県では開通間近の新東名高速道路(第二東名)の浜松サービスエリアなど
3カ所を使って、ヘリの発着や医療チーム搬送の訓練をするそうです。
4県でヘリ15機、車両150台、1000人が参加予定で、過
去にない大規模な訓練になるといいます。
小学生の頃、防災の日に必ず訓練を行っていました。
その頃は、何の意味があるのだろうと遊び半分な気持ちもあった事を思い出しました。
でも、ある時、大きな地震があった時に、クラスのみんなが訓練通り
机の下に一斉に潜ったのを見て先生が大喜びしていた事も思い出しました。
訓練(想定)する事の大切さは、変わり無いものだと思います。
皆さまも、訓練とまではいかなくても、想定だけはしてみて下さい。