内閣府は28日、西日本で懸念される巨大地震について、地震の規模などを見直すため、
検討会を開きました。
東日本大震災では、複数の震源域で同時に地震が発生したため、想定を超えた津波被害が出て
しまいました。
このため、内閣府は、西日本に大きな被害を及ぼすおそれのある
「南海トラフ」沿いの連動型地震についても新たな対策が必要だとして、
有識者による検討会を設置しました。
「南海トラフ」は西日本の太平洋側にある海洋プレートで、陸側には、将来起きることが
懸念されている東海・東南海・南海の3つの巨大地震の想定震源域があり、連動して発生した場合、
死者は約2万5000人に上ると推計されています。
(恐ろしい数字を推測しています)
内閣府は、連動地震が発生した場合、震源域が拡大する可能性もあることから、
最大級の地震規模や津波の高さを推計し、来年度以降に順次、被害想定を見直すことにしています。
被害を想定する事によって、その被害を最小限に抑える。
まさに、『保険』の考え方と同じですね。