震度7の地震が発生し家屋が倒壊するなど大きな被害が出たとの想定で、
福井市の総合防災訓練が24日、湊地区(湊小グラウンド)をメイン会場に
市内48地区で行われました。
湊地区の訓練では、住民約1800人をはじめ、消防など
関係機関・団体関係者ら計約2千人が参加、住民の自主防災組織などによる
要援護者の搬送訓練などが行われ、万一に備えました。
訓練は、福井震災(昭和23年6月28日)と福井豪雨(平成17年7月)などを
教訓に毎年実施しています。
東日本大震災後防災への関心が高まっており、今回も多くの住民が参加しました。
かなり大人数が参加されています。
やはり防災についての意識が高まっているようにも思えます。
湊地区では、サイレンを合図に住民らが一時避難場所に集合し、
拠点避難所の湊小に避難しました。
湊小では、自主防災会と児童生徒が連携して、高齢者ら要援護者7人を
避難所へ搬送支援するとともに、テントと段ボールなどを利用した救護所を設置しました。
倒壊家屋救出訓練では自主防災会と消防団員が倒壊した建物から被災者を救助。
三角バケツ消火訓練では、地区の女性が2人1組で20組が参加しました。
普段なかなかバケツリレー等、やる機会が無い分、このような防災訓練時に
行う事の大切さというのがあるのではないでしょうか。
事前に行っておくだけでも実際に起こった際の行動はかなり変わって来る
ものだと思います。