今年(2014年)7月から、地震保険の値上げが決定しております。
その中、お客様へも地震保険についてお伝えしていると、多く寄せられる声が
『地震保険料は高い』という声です。
確かに、火災保険だけの保険料と比べても、割高感はあると思います。
その地震保険料の算出についてです。
地震保険の保険料は、損害保険料率算出機構という中立機関が算定した
地震保険料率をもとに算出されています。
具体的には政府の地震調査研究推進本部による「確率論的地震動予測地図」の
作成に使われた震源モデルを活用し、保険料を算定しています。
一度地震が発生したら、広範囲にわたって損害が発生する場合がほとんどです。
そのため、一度にお支払いする地震保険の保険金は多くなることが通常です。
その結果、地震の発生しやすい地区については保険料を多くいただくこととなります。
リスクが高い分、保険料も高くなるというのが保険の仕組みです。
有事の際に、助けてもらえるのが保険。
この相互扶助の考えに乗らずに、自らの蓄えで何とかするという事であれば
保険への加入は必要無いと思われます。
しかし、損害が高額となってしまった際にすぐに生活資金を用立てることができない
という時に、保険が役立つのです。
ただ、どうせ付帯するのであれば、補償が同じであれば、割安な今のうちに
ご検討頂く事をオススメします。