損害保険料率算出機構が23日発表した地震保険の新契約件数によると、
4月は前年同月比10.0%増の約82万6800件、5月は13.5%増の
約68万9100件で、いずれも2桁の伸び率となったそうです。
3月の東日本大震災が影響したとみられ、伸びが最も大きかった福島県では5月の
新規契約が約2.5倍になったそうです。
凄い数字ですよね。
機構は震災を受け、月別の新規加入件数を初めて公表しました。
5月の都道府県別では、福島に次いで宮城81.4%増、岩手61.4%増、
茨城43.6%増と被災地は軒並み大幅な伸びとなり、高知などを除いた44都道府県で
前年実績を上回ったそうです。
また、火災保険に新規加入した契約者のうち地震保険にも加入した割合を示す
「地震保険付帯率」は、2010年度の全国平均は前年度比1.6ポイント増の
48.1%で8年連続の増加となり、過去最高を更新しました。
付帯率は三重県を除く46都道府県で増加。高知(75.9%)、
宮城(68.7%)、愛知(64.6%)の順で高く、大規模地震の可能性が
指摘される地域などが上位を占めました。
最も低かったのは長崎の31.8%。
伸び率の最高は6.4ポイント増の沖縄でした。
震災の被害を受けた福島は40.1%、岩手は44.6%と全国平均を下回ったそうですが
未だに瓦礫の山という状況からすると、加入率もこれから伸びてくると思われます。
震災の映像を目の当たりにしたり、ニュースで聞かれる地震保険についての情報、
また、友人や知人が実際に地震保険金を受け取ったという話を聞いて
ご相談頂くケースというのが多いです。
『保険』って、『あの時入っていれば良かった』って事が何故か良く聞かれませんか?
出来ればそうはならないように、思い立った時に検討してみてはいかがでしょうか?