賃貸物件にかける火災保険の目的

昨日御伝えしました、賃貸物件に付ける火災保険
では、必要性の部分について触れました。

自分も今は賃貸物件に住んでおりますが、大家さんに対しての補償はきちんとしていないと

かなり不安でした。

さて、賃貸における火災保険の目的。

第一は、先に御伝えした大家さんへの補償である『借家人賠償責任』かもしれません。

しかし、保険商品の制度上、これは特約と言われる、いわばグリコのオマケ部分です。

オマケが欲しい場合は、キャラメルも手に入れなければなりません。

今回の賃貸物件の保険でいうキャラメルの部分は、ご自身の持ち物(家財道具)になります。

テレビや冷蔵庫、洗濯機、パソコン、オーディオ等の電化製品はもちろんの事、

ソファーやテーブル、ベッド等の家具、また百均で買った食器や思い出のあるコップ、

お箸などの食器類、さらには、洋服や靴下、下着や靴等、お引っ越しする時に

動かす荷物が全て『家財』に含まれます。

その家財に、万一火災で燃えてしまったり、水漏れで壊れてしまったり、

落雷で電化製品が壊れてしまったり、泥棒に遭ってしまったり、

模様替えをしようとする際にうっかりテレビを落してしまい壊してしまったり

地震の揺れで家財道具が倒れて壊れてしまったり

等の際に、火災保険を使う事が出来ます。

この家財について、火災保険をかける事で大家さんへの補償というものが付けられます。

基本的な考えはこのような感じです。