異常気象リスクマップ

昨日も関東地方をはじめ、強い雨が降りました。

大気が不安定という事もあるのかもしれませんが、それでも昔よりも

何となく大雨(ゲリラ豪雨等)が多くなっているのではと思い

気象庁のホームページを閲覧してみました。

~以下気象庁HPより~

ある1地点で見ると大雨の発生回数はそれほど多くない上に、

年々の変動も大きいので、1地点のデータだけで大雨の発生回数が長期的に

増えているかどうかを統計的に判断することは困難です。

地球温暖化のようなスケールの大きな気候変動に伴う大雨の変化傾向を

監視するためには、複数の地点のデータを使って、ある程度広い地域の

平均的な変化傾向を見る必要があります。

ここでは、100年以上にわたる日降水量データのある51地点

(地点リストは「100年に1回の大雨」の資料を参照)および約30年の

24時間降水量データのある約1300か所のアメダス地点のデータにより、

全国的な大雨の長期変化傾向を示します。

日降水量100mm以上および200mm以上の年間日数

図aは、全国51地点における日降水量100mm以上および200mm以上の

年間日数(51地点の平均)の1901~2006年の106年間における経年変化です。

「気候変動監視レポート2006」にも示されているように、

日降水量100mm以上および200mm以上の日数は106年間で有意な増加傾向があります。

最近30年間(1977~2006年)と20世紀初頭の30年間(1901~1930年)を

比較すると100mm以上日数は約1.2倍、200mm以上日数は

約1.4倍の出現頻度となっています。

こうした長期的な大雨日数の増加に、地球温暖化が関係している可能性があります。

日降水量100mm以上の日数

~以上~

やはり少なからず地球規模で気象状況が変わって来ている

と言っても過言では無さそうです。

という事は、今までの想定よりも多めに見ておく必要もあるのではないでしょうか。

一度、お住まいの地域のハザードマップを確認するのも良いかもしれません。

※気象庁より許可を得て記載しております。