西日本中心に記録的大雨

活発な梅雨前線の影響で、西日本を中心に大雨となっています。

大分・日田市は、3日、正午すぎから大きな雷とともに、非常に強い雨が降っていました。

その影響で、花月川は水の量が増え、茶色く濁った水が、勢いよく流れています。

花月川は、ちょうど1年前の九州を襲った豪雨で氾濫し、

あたり一帯に被害が出た場所でもあります。

ちょうど1年たって、再び強い雨に見舞われたということで、

あたりの住民からは不安の声が聞かれました。

また、大分県内は各地で強い雨となっている。

大分地方気象台によると、県内では1時間に湯布院で観測史上最高の67mm、

大分で57mmなど、各地で非常に激しい雨が降り、県内9つの市に、

大雨洪水警報が出されていました。

この雨の影響で、由布市湯布院町の宮川が、一時、避難判断水位を超え、

土砂崩れにより、九重町の国道の一部が全面通行止めとなっています。

県内では、今後も1時間に70mmの非常に激しい雨が降るおそれもあり、

土砂災害や河川の氾濫への警戒のほか、落雷や竜巻への注意も必要となります。