気象庁は、東京都目黒区付近・世田谷区付近で23日午後4時30分までの1時間に
約100ミリの降水があったとして、記録的短時間大雨情報を発表しました。
東京都で記録的短時間大雨情報が発表されるのは3年ぶりの事だそうです。
また、目黒区青葉台の水位観測所で氾濫危険水位に達したため、
気象庁と東京都は午後4時30分に目黒川氾濫警戒情報を発表して
厳重な警戒を呼びかけましたが、午後5時20分に氾濫のおそれはなくなったとして解除しました。
記録的短時間大雨情報は、数年に一度程度しか発生しないような
短時間の大雨を観測または解析したときに、現在の降雨がその地域にとって
災害の発生につながるような、稀な大雨であることを知らせるために発表される情報です。
関東地方では、上空に寒気と強い日差しによる気温上昇のため、
大気の状態が非常に不安定となり、昼ごろから局地的に猛烈な雨となっていました。
今後も、引き続き警戒が必要となりそうです。