2日午後、埼玉県と千葉県で竜巻とみられる突風が吹き、
埼玉県越谷市と千葉県野田市であわせて67人がけがをしたほか、
2つの県で住宅など合わせて547棟が全半壊するなどの被害が出ました。
スーパーセルとも呼ばれる強力な積乱雲の影響とも言われています。
2日午後2時すぎ、越谷市で竜巻とみられる突風が吹き、
住宅が大きく傾いたり屋根が飛ばされたりするなどの被害が出ました。
警察によりますと、この影響で越谷市では66人がけがをし、
このうち2人が重傷だということです。
埼玉県内のこのほかの地域で、けが人がいるという情報は入っていないということです。
また、越谷市によりますと市内ではこれまでに7棟が全壊、
78棟が半壊したほか、一部が壊れた住宅が241棟に上るということです。
越谷市では市内5か所に避難所を設け、昨夜の段階で
54人が避難しているということです。
このほか、埼玉県では越谷市と隣接する松伏町で住宅など
68棟が被害を受けたということで町では町内2か所に避難所を設けています。
さらに千葉県野田市では65歳の女性が背中に軽いけがをしたほか、
住宅など8棟が全壊、4棟が半壊、一部が壊れた住宅が141棟あるということです。
気になるのがこの被害、保険での支払い対象になるのでしょうか。
もし、何も受け取って頂けない場合は、家屋の修理費や中にある家財道具等
竜巻によって飛んできた物で無茶苦茶になったままになってしまいます。
もしくは、ご自身の預貯金から新たに買いそろえる事になってしまいます。
いつ、どこでこのような被害に遭うか分かりません。
保険を毛嫌いする方もいらっしゃいますが強い味方になる事もあります。
被害に遭ってから検討するには遅いのが保険です。
被害に遭う前に、きちんと確認しておきましょう。