台風22号はこれから夕方にかけて関東に最も近づく見込みで、
気象庁は強風や高波、局地的な激しい雨などに注意するよう呼びかけています。
気象庁の観測によりますと、台風22号は、2日午前9時には伊豆諸島の
八丈島の東北東190キロの海上を1時間に25キロの速さで北へ進んでいます。
中心の気圧は996ヘクトパスカル、最大風速は20メートル、
最大瞬間風速は30メートルで、中心の東側330キロ以内と西側220キロ以内では
風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風はこれから夕方にかけて関東に最も近づき、その後、東北の沖合を
北上する見込みです。関東ではこれから夕方にかけて沿岸部を中心に風が強まり、
最大風速は陸上で15メートル、海上で18メートル、最大瞬間風速は30メートルと
予想され、波の高さは4メートルと、しけが続く見通しです。
また台風を取り巻く雨雲がかかるため、局地的に雷を伴って激しい雨が
降るおそれがあります。
気象庁は強風や高波、それに激しい雨などに注意するよう呼びかけています。