気象庁は9日早朝、台風24号が山陰沖の日本海上を
北東に進んでいると発表しました。
同日に西日本や北陸地方、東北地方の日本海側で海上や陸上で
非常に強い風が吹く見通しだとして、暴風、高波に引き続き警戒するよう
呼びかけています。
ただ、台風の暴風域(平均風速25メートル以上)はすでに消え、
強風域(同15メートル以上)だけとなっていますので、
9日の日中には日本海上で温帯低気圧に変わる見込みです。
気象庁によりますと、台風24号は9日午前7時現在、
鳥取市の北北西約140キロ・メートルの海上を
時速約45キロで北東に進んでいます。
中心気圧は990hPa、中心付近の最大瞬間風速は35m/s。
同庁では9日の最大瞬間風速(陸上)について、九州北部と四国、
近畿地方で30メートル、山陰、北陸地方で35メートル、
東北地方の日本海側で25メートルと予想しています。
突風による建物被害等も予想されます。
建物周囲に飛ばされやすい物が無いかを確認すると共に
強い風になってきたら、雨戸を閉めたり、窓の近くには
近づかないようにする事も身を守る為の行動です。