福岡管区気象台によると、26日午前9時の時点で、阿蘇中岳第1火口から
1,000メートル上空まで、噴煙が上がっているのが確認されました。
火口から、およそ1kmのロープウエー乗り場付近では、硫黄の臭いもし、
噴火による噴煙であたり一面の空が灰色になっていました。
阿蘇山からおよそ30km離れた大分・竹田市でも、火山灰が確認されました。
市街地でも、火山灰が車に泥のように積もっているのが見てとれる位です。
福岡管区気象台は、噴火警戒レベルをこれまでと同じく、火口周辺1km圏内への
立ち入りを規制する「2」のままとしているが、今後、長期化すれば、
レベルの引き上げも検討するといいます。
今後も充分な注意が必要となりそうです。