大雨、警戒情報発表も自治体はいずれも避難勧告見送り

箱根町で400ミリを超えるなど記録的な雨量となった

6日から7日にかけての大雨で、気象庁などが発表した土砂災害警戒情報に基づき

避難勧告を発令した県内自治体はありませんでした。

市町村単位で発表される警戒情報では災害の危険箇所を絞り込めないためで、

対象となった7市町はいずれも発令を見送り。

昨秋の伊豆大島の土石流災害の教訓も踏まえ、

国は「空振りを恐れない早めの勧告」を求めるものの、

自治体からは「現実には困難」との声が上がっているようです。

確かに羊飼いの話ではありませんが、結果として何事も無かった場合で

避難勧告を出して・・・となると大げさとも捉えられてしまう可能性も

充分にあります。

ましてや、風が強く、大雨も振る中の避難。

そう簡単なものではありません。

しかし、自治体が避難勧告を出さないで大きな被害が出た場合は、

これはこれで自治体に責任が・・・という事に成りかねません。

いずれにせよ、最後はご自身の判断という事になります。

保険に入っておくのも、おかないのもご自身の判断となるかと思いますが

万一の際は、役に立つものです。

使い方が分からないと、高い買い物になってしまうかもしれませんが、

きちんとしたご理解の基で、判断される事が一番かと思います。