東北に前線停滞、7日夜にかけ大雨警戒

気象庁によりますと、東北の北部に停滞中の前線に、暖かく湿った空気が流れ込み、

大気の状態が非常に不安定となっています。

東北では7日夜にかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。

土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、氾濫への厳重な警戒や、落雷、竜巻などの

激しい突風、ひょうに注意が必要となります。

降り始め(8月5日)から7日午前5時までの主な地点の総降水量は次のとおりです。

青森県:青森市酸ケ湯198.0ミリ 深浦町153.0ミリ 鰺ケ沢町146.0ミリ

秋田県:八峰町八森176.5ミリ 仙北市桧木内161.0ミリ
    仙北市鎧畑161.0ミリ▽北秋田市阿仁合142.0ミリ。

東北の北部では7日夕方にかけて、南部では昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて、

雷を伴って1時間に40ミリの激しい雨が降り、大雨となる見込みです。

8日午前6時までに予想される24時間雨量は、北部の多い所で120ミリ、

南部の多い所で80ミリとなっています。

一時的な大雨も気になりますが、総雨量も多くなると土砂崩れの危険も

出てきますので、充分な警戒をして下さい。

がけ崩れ等の危険性がある場所にお住まいの皆様は、

ご自身の火災保険が対応しているかだけでも確認しておくと

安心できると思います。