豪雨に襲われた府内では、16日夜~17日朝に右京区と府北部の
9万人超に避難指示、避難勧告が発令され、不安な時間を過ごしました。
昨秋の台風18号で浸水被害を受けた福知山市では、
記録的な大雨で市街地を中心に浸水。同市は被害は1千戸を超すとみています。
京都地方気象台によると、福知山市では17日午前5時50分までの
24時間雨量が303・5ミリで観測史上最大を記録しました。
同市中部付近で午前2時半までの1時間で約90ミリの大雨が降ったと
見られることなどから、市街地を中心に冠水しました。
冠水の原因として、府建設交通部は、下水の処理能力を超え、
由良川の支川もあふれた可能性があるとしています。
福知山市災害対策本部によると、浸水被害は1千戸を超え、
昨年9月に台風18号で由良川があふれた浸水被害約1100戸に匹敵するといいます。
復旧作業に取り掛かっている住民の方もいらっしゃいますが、泥水の為、
なかなかその作業が進まない状況のようです。
また被害も大きく、何から手を付けていいのか分からないといった所が本音のようです。
このような映像を見ると、ちゃんと保険には入っていたのだろうかと
思ってしまう所が、職業病なのかもしれませんが、せめて経済的な損失は
防げるようにだけはしておきたいものですね。