関東では、台風4号が過ぎ去った昨日、各地で暑さが増しました。
しかし、台風4号に続き、5号が来ております。。。
西日本では、前線や台風の影響で先週から雨が続いていますが、
これから21日にかけて台風5号の影響で再び前線の活動が活発になり、
局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁によりますと、日本の南岸には前線が延び、西の台湾海峡付近からは
台風5号が近づいています。
台風は、21日午前に九州の西の海上に進み、温帯低気圧に変わると
予想されていますが、西日本では南から暖かく湿った空気が流れ込んで
大気の状態が不安定になり、前線の活動が活発になる見込みです。
このため、九州ではこれから21日にかけて、四国と近畿では21日の
日中から22日にかけて、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、
局地的には1時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあります。
21日の夕方までに降る雨の量は、いずれも多いところで、
九州南部で400ミリ、九州北部で300ミリ、四国で250ミリ、
近畿で150ミリと予想されています。
さらに、近畿や四国の多いところでは、22日にかけて200ミリから
300ミリの雨が降り、各地で大雨となるおそれがあります。
西日本では、前線や台風4号の影響で今月15日以降の雨量が多いところで
400ミリを超え、地盤が緩んでいる地域があります。
気象庁は、土砂災害や川の増水、落雷、竜巻などの突風に
十分注意するよう呼びかけています。
一般的に土砂災害の多くは、雨が原因で起こります。
目安としては1時間に20ミリ以上、または降り始めてから100ミリ以上に
なったら十分な注意が必要と言われています。
広い範囲でこの目安をはるかに超えた雨量が観測されておりますので
がけ等の近くにお住まいの方は、充分に気を付けて下さい。