大分県で住宅被害が1000棟以上に

7月4日 21時18分大分県内では3日からの大雨で男性1人が行方不明になっているほか、

2人がけがをしてしまいました。

また、住宅の被害も1000棟以上に上っています。

大分県によりますと、今回の大雨で、中津市ではあふれた川の水で

農協の加工場が流され、76歳の男性の行方が分からなくなっています。

また、宇佐市では、90歳の男性が崩れてきた土砂に巻き込まれ

胸の骨を折る大けがをしました。

日田市では、67歳の男性が大雨で倒れた木の処理作業中に脚立から

転落して足に軽いけがをするなど、この雨でけがをした人は県内で

合わせて2人となっています。

大雨によって住宅が壊れたり水につかったりする被害は、

1000棟以上に上ることが分かりました。

このうち、日田市で市内を流れる花月川の堤防が一部で崩れ、

あふれた水で住宅1棟が流されるなど、中津市と日田市、それに玖珠町で

合わせて5棟の住宅が全壊しました。

また、日田市と玖珠町、由布市、中津市で合わせて住宅11棟が半壊したほか、

日田市と杵築市で住宅46棟の一部が壊れました。

このほか、日田市と中津市などで、床上まで水につかった住宅が少なくとも576棟、

床下が水につかった住宅が少なくとも384棟に上っています。

ニュース映像等で流れる被害状況や、後始末等を見ていると、水での被害の

後片付けは、泥や瓦礫が流れてくるので、大変そうです。

また、おじいちゃんがインタビューで『今まで生きていた中で初めての被害』

という事も言っておりました。

安心している方もいらっしゃるかもしれませんが、もしかしたら最近の

異常気象の影響で過去には被害が無かった場所が被害を受けてしまう可能性も

あるかもしれませんので、せめて被害に遭ってしまった時に

大切な財産はきちんと守れるかどうかは確認しておいても損はありません。

今一度、火災保険のご確認を。。。