「ゲリラ豪雨」のピークは?

 ゲリラ豪雨は大気の状態が不安定なときに積乱雲が急発達することによって発生します。

2011年は太平洋高気圧の勢力が強弱を繰り返し、勢力が弱まった時期に

ゲリラ豪雨が多数発生しました。

今年は昨年と同様に太平洋高気圧の勢力に強弱があり、

勢力が弱まり始める8月上旬からゲリラ豪雨が発生しやすくなるようです。

 8月中旬はさらに大気の状態が不安定となり、全国的に大規模なゲリラ雷雨が

発生する可能性が高いようです。

お盆休みの時期は山沿いだけでなく市街地でも雷雨が多くなる見込みだそうです。

8月下旬になると太平洋高気圧が再び強まり、

9月上旬にかけてゲリラ雷雨は発生しにくくなるようです。

 主要都道府県別の発生回数予測は、東京都が120回程度(前年は115回)、

大阪府が160回程度(同154回)。7月半ばに大雨災害に見舞われた九州は、

福岡県が160回程度(同149回)、熊本県が昨年の約1.3倍となる

260回程度(同204回)と予測される。神奈川県が110回程度(同90回)で

昨年の約1.2倍、宮城県が240回程度(同160回)で昨年の

約1.5倍にのぼる可能性があそうです。

 一方、北海道は250回程度(前年は320回)、愛知県は150回程度(同163回)、

兵庫県は290回程度(同328回)と、昨年より減少することが見込まれています。

普段であれば排水出来る下水等も、一度の大量の水を処理する事がしきれずに

被害が無い場所でも、水害の被害も考えられます。

充分に気を付けて下さい。