アメリカ全体の8割ものトウモロコシが枯れるなど、穀物の不作で価格が高騰し、
最大の輸出先である日本の食卓を直撃しています。
アメリカ・ミズーリ州のとあるトウモロコシ畑の地面は、土はパラパラで、
完全に干上がっているようです。水分が蒸発し、ひび割れた地面。
世界有数の穀物産地、アメリカを大干ばつが襲いました。
ここ60年で最悪の規模だといいます。
すでにアメリカ全体の8割ものトウモロコシが枯れ、2012年の収穫は絶望的だといいます。
干ばつが深刻化した6月以降、トウモロコシや大豆などの取引価格は右肩上がりに
高騰しており、その余波は日本にも及んでいます。
大豆は7割、トウモロコシは実に9割をアメリカ産に依存する日本。
家庭用食用油は、すでに7月から、各社が相次いで3~5%ほど値上げに踏み切っています。
大雨の被害に苦しむ傍ら、アメリカでは干ばつで苦しんでいる。
それも今までに無い程の被害です。
やはり地球規模で今までとは違う気候の変化が進んでいると思って
間違い無いのではないでしょうか。