北海道で局地的大雨被害

道内は31日、南から暖かい湿った空気が流れ込み大気の状態が不安定になり、

道北や道東などで局地的な大雨となりました。

北見市や網走市ではひょうが降ったほか、突風で倉庫が倒壊するなどの被害も出ました。

31日夜から1日夕にかけて全道的に大雨となる見込みで、

札幌管区気象台は落雷や竜巻などの突風に注意を呼び掛けています。

 同気象台などによると、1時間降水量が士別市朝日で53・5ミリ、

稚内市沼川で38ミリと観測史上最大を記録。

網走市では直径10ミリ前後のひょうが降りました。

また、最大瞬間風速は網走市で19・5メートル、

北見市常呂町で15・1メートルを観測しました。

 北見市によると、降ひょうにより、同市常呂町豊川の川沿小でプールの

アクリル製の壁や屋根に無数の穴が空いてしまいました。

同地区ではD型ハウスや木造倉庫が突風で全壊したほか、

トラクターがひっくり返ったり、倒木の被害も出ているとの事です。

オホーツク管内佐呂間町仁倉でも堆肥舎の屋根が吹き飛ぶ被害が出ました。

 また上川管内上富良野町では、31日午後8時ごろ、同町日の出地区で突風で

コンクリート製の電柱2本が倒れ、同地区と西町の一部が停電になりました。

各地で不安定な天気が続いております。

また、台風も近付いてきておりますので気象の変化には充分

気を付けて頂ければと思います。