台風等による緊急時体制の策定等です。
主に法人様向けですけれども、個人宅でも準備出来る事もあります。
【1】洪水、大雨、台風などの警報・気象情報を迅速に入手する
水害発生が迫った時の対応には、迅速さが求められます。
後手に回ってしまうと、せっかくの対策も役にたちません。
入手した正確な情報を基に、適切な先手を打ちましょう。
【2】緊急時の連絡網や召集体制を確立する
洪水は突然にやって来ます。慌てないように、水害に対する緊急体制・対策を
予め作っておきましょう。誰が何を実施するか、また逆に操業停止や従業員帰宅の
発令基準なども明確にしましょう。
【3】『無駄をいとわぬ』意識を育てる
現在の気象予報技術では、台風の進路や豪雨を正確に当てるのは不可能です。
予測が外れて、緊急対策や召集が無駄になることもあるでしょう。
しかし骨折り損と思うと、その後の対策がなおざりになりがちです。
従業員に『無駄をいとわぬ』意識を育てましょう。
【4】水害対策の訓練を行う
災害は忘れた頃にやってきます。水害に対する従業員の意識が薄れがちになった頃に
次の洪水が起こると、適正な行動ができず、被害も大きくなります。定期的に訓練を行い、
意識の低下を防ぎましょう。
【5】復旧・清掃対策を策定する
万一冠水してしまったら、被害の拡大防止および保険衛生のために、早期に
復旧作業に着手しなければなりません。清掃・乾燥・部品取替等の作業、そのための
入手や資材の手配、復旧優先順位の決定、代替設備・建物の借用などが必要となります。
水害に遭っても、すみやかに復旧し、被害を最小限にとどめ、業務を継続できるように、
予め対策を立てておきましょう。
備えあれば憂いなしっ!!