東海から東北地方を縦断した台風17号は1日午前、北海道の南東海上を北東へ進みました。
気象庁によると、強い勢力ではなくなったが、北海道と東北が強風域にあり、
北海道の太平洋側を中心に激しい雨が降りました。
同庁は引き続き暴風や大雨、高波、高潮に警戒を呼び掛けています。
17号は速度をさらに上げ、同日夜には千島列島沖に遠ざかり、
2日未明までに温帯低気圧に変わる見通しです。
17号は1日午前6時、襟裳岬の南約160キロの海上を時速70キロで北東へ進みました。
中心気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、
最大瞬間風速は40メートル。
南東側220キロ以内と北西側110キロ以内が25メートル以上の暴風域、
南東側560キロ以内と北西側390キロ以内が強風域。
2日午前6時までの24時間予想雨量は、北海道の多い所で100ミリ。
1日の北海道・東北の最大瞬間風速は35~40メートル、
北海道から関東の太平洋側の波の高さは6~8メートルと予想されます。
昨夜も東海から関東にかけて猛威をふるい、各交通機関にも影響を与えました。
都内では、夜中も強風が吹き荒れて、良く眠れなかった方も多いのでは
ないでしょうか。
天気が回復した際は、建物等の確認をして頂き、何か被害があるようでしたら
火災保険ご担当者の方へご連絡してみて下さい。