平成27年10月改定マンション総合保険:保険料改定の背景

 平成27年10月に損保ジャパン日本興亜マンション総合保険の改定が行われました。

 近年、主に漏水を原因とする事故による保険金のお支払額※が増加しているため、これを踏まえての保険料を改定しております。これらを補償する場合には、築年数が古いマンションを中心に満期更改後の保険料が引き上げとなることがあります。
※ 水濡れ損害補償特約、個人賠償責任特約包括契約に関する特約、施設賠償責任特約および水濡れ原因調査費用補償特約によって支払われる保険金です。

【水濡ぬれ事故の増加】
 水濡ぬれ事故※による保険金のお支払額が増加傾向にあります。
 また、給排水設備のメンテナンスの状況にもよりますが、築年数が古くなるにしたがって、水濡ぬれ事故の保険金のお支払額が増加する傾向にあります。
 年々、建物の老朽化が進みますので、今後も保険金のお支払額の増加が懸念されます。
※ 漏水等による水濡ぬれによって保険の対象に損害が生じた事故をいいます。

(マンション総合保険の見直しのポイント)
マンション総合保険は、ご要望に応じたプラン設計が可能な商品ですので、お客さまのご予算に合わせてご契約内容を見直すことが可能です。

■ 臨時費用保険金の支払割合の変更
損害保険金にプラスしてお支払いする臨時費用保険金の支払割合を見直すことで、保険料のご負担を抑えることができます。
■ 臨時費用保険金限定特約のセット
臨時費用保険金の支払対象となる事故を限定することで、保険料のご負担を抑えることができます。
■ 自己負担額の変更
事故の際に、自己負担いただく金額を見直すことにより、保険料のご負担を抑えることができます。
■ 縮小てん補特約のセット
損害額の一定割合をお客さまにご負担いただくことで、保険料のご負担を抑えることができます。

 上記を組み合わせていただくことも可能です。

 なお、上記は一例ですので、これ以外の見直しをご希望される場合は、マンション総合保険御見積ご案内サイトまでお問合せください。