今月7日、三陸沖で発生した地震について、気象庁の羽鳥光彦長官は20日の定例会見で、
「去年3月の巨大地震の余震で、今後も強い揺れや津波を伴う地震が
起きるおそれがあるので、周辺地域も含めて、引き続き注意をしてほしい」と述べました。
今月7日に三陸沖で起きた地震では、東北と関東の一部で震度5弱の揺れを観測したほか、
東北地方の太平洋沿岸と茨城県に津波警報や注意報が発表され、
宮城県では1メートルの津波を観測しました。
気象庁によりますと、地震の規模はマグニチュード7.4で、
去年3月の巨大地震の余震の一つですが、地震や津波がどのように起きたのか、
詳しいメカニズムは分かっていません。
これについて、気象庁の羽鳥光彦長官は20日の定例会見で、
「2つの地震がほぼ同時に発生した可能性のある、複雑な地震で、
メカニズムの解明は今後の防災を考えるうえで重要なので、
大学の専門家とともに解析をしている」と説明しました。
そのうえで、「去年3月の巨大地震の余震は徐々に少なくなっているが、
依然として活発で、今後も大きな揺れや津波を伴う地震が起きるおそれがあるので、
周辺地域も含めて、引き続き注意をしてほしい」と述べました。
常に警戒しておくというのはストレスにもなると思いますので
何かあった時の事を一度考えて、それに備えておく事で
そのストレスが軽減されるのではないでしょうか。