内閣府作業部会は、今回の被害想定の報告に続き、
南海トラフ巨大地震の被害最小化に向けた防災・減災対策の基本方針を盛り込んだ
最終報告を月内にもまとめ、国の中央防災会議に提出します。
同会議は、対策の全体像をまとめた「大綱」や、減災目標を達成するための
「防災戦略」を2013年度中に策定する見込みです。
内閣府の複数の検討会や作業部会も、残る課題の検討を続けるようです。
自治体が防潮堤などの整備を進めやすいように、
繰り返し起きているマグニチュード(M)8級地震の想定震度や津波高を公表するほか、
遠隔地まで地震波が伝わる長周期地震動の影響なども分析するそうです。
南海トラフ巨大地震の予測可能性についても見解を示すようなので
注目したい所です。
首都・東京への影響が大きい首都直下地震や相模トラフを震源とする
地震の想定の見直しも、同様の手順で進めています。
4月以降に震度分布や津波高などを公表。人的・経済被害推計や防災対策も順次まとめる見込みです。
リスクが高まったと判断されているのか、地震保険の保険料も
来年、再来年と2段階で上がる予定です。
保険料が上がる⇒リスクが高まる
という事です。
保険料が上がる前にきちんとした備えをするのも
家計に優しい事なのかもしれません。