先週、南海トラフ巨大地震の被害想定についてで御伝え致しました
最大で220兆円を超える経済被害の試算が公表された南海トラフ地震。
政府と損害保険業界は家庭向け地震保険の保険料を巡り、
この巨大地震への対応に苦慮することになりそうです。
月内に損害保険料率算出機構が金融庁に地震保険の15%程度の値上げを申請し、
来年7月をメドに保険料に反映される見通しですが
この値上げには御伝えしました南海トラフ地震の被害想定は織り込まれていないとの事です。
もしかしたら南海トラフ地震の被害想定を受けて、さらなる値上げ
という事にもなりかねません。
どのような値上げ体制になるか分かりませんが、現在ご加入されている
地震保険が満期を迎えた際に値上げの対象となる方が多いのではないでしょうか。
値上げ前に最長でご加入出来る5年契約にしておくというのも
割安のままでご加入出来る手段かもしれません。