昨日も御伝え致しましたが、首都圏でマグニチュード(M)3以上の地震発生頻度が
「3・11」以降、3倍程度で高止まりしていることが3日までに分かりました。
2日には台湾で2人が死亡したM6・3(推定)の地震が発生したほか、
フィリピンでもM5級の頻発で多数の負傷者が出ています。
日本と同じ「環太平洋地震帯」での活動は首都直下などわが国周辺での
大地震を誘発する可能性があると思うと、不安になります。
大震災を受けて頻度が上がり、その後は下がっていくと予想されていましたが、
元に戻るペースが遅く、将来の巨大地震発生の確率も押し上げているとみられます。
今後数年間は高止まりが続くことも考えられるといいます。
普通の地震では考えられないような現象が起きている可能性もあるとの
指摘もある位だそうです。
また、日本と同じ環太平洋地震帯では2日、台湾の中部で起きた強い地震により、
2人が死亡、1人が土砂崩れに巻き込まれて行方不明になりました。
フィリピンでも1日から2日にかけてM5級の地震が相次ぎ、30人以上が負傷しました。
一連の活動については、台湾もフィリピンも日本と同じく、
フィリピン海プレートに影響される場所にあり、首都圏の頻度高止まりとの関連性が
あるかどうかは分かりませんが、同プレートの動きが活発化している可能性は高い
としています。
首都圏はフィリピン海プレートを含め計4つのプレートがぶつかり合う地域で、
過去に多くの大地震が起きてきた場所です。
日本国内の動きだけではなく、フィリピン海プレートの活動にも注意を払わなければ
ならないかもしれません。