国の地震研究者は南海トラフ地震のことばかり指摘するけれども、
実はこちらのほうが危ない!?
と指摘する方もいるものが、「伊豆・小笠原海溝」です。
伊豆・小笠原海溝は東日本大震災を起こした日本海溝とつながっています。
三陸沖の海溝に長い年月をかけて蓄積された歪みは東日本大震災で解消されましたが、
伊豆・小笠原海溝の周辺には依然ストレスがたまった状態。
実際、この海域では1960年以前に頻繁にM7クラスの地震が記録されていますが、
1960年以降はピタリと止まっており、不気味な状況のようです。
現在、伊豆・小笠原海溝を震源とした地震への注目度は決して高くないが、
発生間近と予測する見方もあるようです。
今この瞬間に来てもおかしくないといいますが、
ここで巨大地震が発生したらどうなってしまうのでしょうか。
この海溝でM8.5の地震が発生したら、伊豆・小笠原諸島は震度7の揺れに
襲われてしまいます。首都圏や本州沿岸部でも最大で震度6程度が想定できます。
より深刻なのは津波のようです。
この海域にあるフィリピン海プレートは柔らかく、
地震時の跳ね上がりは東日本大震災の比ではないようです。
最悪の場合、房総沖から西日本沿岸にかけて、東日本大震災を凌駕する
30m級の大津波に襲われる可能性もあるようです。
地震については、どこでも『来るかもしれない』と言われる情報が多いです。
それだけ地震のリスクがあるという事もあるとは思います。
世界的に見ても地震が多い国である事は確か。
それについてきちんと自分の身を守りましょう。